2022.09.01
【中古マンション売却期間】なかなか売れないのには理由がある
中古マンションの販売を不動産会社に任せてなかなか売れない場合に売主さんが気を付ける事を書いていきます。
任せている不動産会社が
- 買い取りに持っていこうとしている
- 買い取りさせようとしている
- 他不動産会社へ紹介させない
このケースが意外とあります。
買い取りに持って行くとは?
販売している不動産会社は買い取り再販することで仲介した場合より利益が多くなります。
なぜなら、売主から相場より2~3割安い金額で買い取るからです。
仲介した場合、物件価格の3~6%が利益なのに比べ、買い取りしその後売却すると売主から安く買い取った金額と相場で売った金額の差額が利益になります。
買い取りもしている仲介会社の場合、買い取りに持って行こうとしてわざと売れないようにしている事がありますので注意です。
買い取りさせようとしているとは?
買い取り業者に仲介して売ろうと考えている事があります。
売主のデメリットは売値が安い事、不動産会社は2倍儲かる事が特徴です!
個人に仲介した場合、仲介手数料は3~6%ですが、業者が買い取った場合仲介手数料12%が入ります。
売主が業者に買い取ってもらうメリットは現金化が早いのと、ノークレームという事です。
古い物件や、土地などは一般の人に売り出しても広すぎて売れなかったりトラブルになったりしますので、安くとも買い取り業者に売った方が良いこともあります、
でも、そこまで古くないマンションの場合は一般の人に、瑕疵担保免責でノークレームを条件に付けて相場で売った方が売主にとっては良いと思います。
他不動産会社に紹介させない、つまり物件情報の囲い込み
購入者の物件を探していると売主側の不動産会社に「これうちしか紹介できない」とか「検討している人がいるので難しい」など言われる事があります。
2~3ケ月以上経っても売れていないので、勝手に断られている事を売主さまは知らないだなと思います。
つまり、囲い込みとは意図的に売却の機会をうばっていると言っても過言ではありません。
なかなか売れない場合、このような事が行われている場合がありますが、素人の売主さんではどうする事もできないはずです。
そこを狙われているのかもです。
ご依頼がありましたら、弊社で囲い込みをしているか否かの確認ができますので遠慮なくご相談ください。
もし物件の囲い込みをされていた場合は、他の不動産会社へ任せ直した方が良いと思います。